パラグライダー【GIN】

BOLERO5

BOLERO 5

EPTテクノロジー搭載のAクラスグライダー

ATLAS

ATLAS

講習生の方からパイロットの皆様までアトラスは安定感抜群のイージーなBクラスグライダーです。

ATLAS X-alps

ATLAS X-alps

アトラスの軽量バージョン。すべてのパフォーマンスが改善されました。

SPRINT3

SPRINT3

軽量にもかかわらずヘビーユーズに対応

CARRERA

CARRERA+

リラックスして空の醍醐味を味わおう

         
CARRERA

EXPLORER

GINタッチを楽しもう

GTO2

GTO2

軽量ハイパフォーマンスグライダーで自由に空を飛び回ろう

BOOMERANG 11

BOOMERANG 11

世界を制した翼

YETI

YETI4

ファーストソロからミニアドベンチャーまで、イエティー4は様々な用途で使えます。

YETI TANDEM

YETI TANDEM

フル装備で10kg未満。本格的な山岳フライトで絶大な信頼をもつ安心のパフォーマンス。

         
FUSE

FUSE

EPTエアフォイル搭載。タンデムとは思えない小回りの利くハンドリングが楽しめます。

       

 

GIN PRAGLIDER LINE UP BOLERO5 ATLASATLAS SPRINT3
CARRERA+ CARRERA+ GTO 2 BOOMERANG 10 YETI4FUSE YETI TANDEM GIN PRAGLIDER LINE UP

 

 

 

GIN GLIDERSの企業理念

GIN GLIDERSはパラグライダーデザイナーであり、競技パイロットでもあるジン・セク・ソンと彼のチームであるエンジニアやテストパイロットたち によって1998年に創設されました。

ジンの理念は、彼自身を含む全てのパイロットがフライトしたくなるようなパラグライダーをデザインすることです。この理念は初級機であるボレロ+、クロス カントリー・インターミディエットのズームから世界トップレベルの競技グライダー、ブーメランシリーズに至る全てのグライダーにあてはまります。ジンは彼 自身100%満足のいかないグライダーは決してリリースしません。

18年以上に及ぶパラグライダーのデザイン・製造の経験を持つジンは、経験豊富な韓国のジン・チームそして世界各国に広がるジンの販売ネットワークに よって支えられています。

ジン・チームは1998以来パラグライディング・ワールドカップで毎回優勝を果たし、またその他多くの大会で大変優秀な成績を収めています。

 

 

デザイナー GIN SEOK SONG

ジン・セク・ソンの優れた創造力は、彼自身が感じたグライダーや風の動きを基に生まれます。ジンは常に最高に美しく、楽しい、そして人々の熱意を刺激するようなパラグライダーを創り出してきました。

1998年に彼自身がオーナーのジングライダーを創設して以来、ブーメランシリーズは多くの大会でトップレベルの活躍を続けています。これまでに4つの製造業者タイトルを獲得し、また5人のブーメラン・パイロット(男性:2人、女性:3人)が世界タイトルを獲得しています。

上記のようにたくさんのタイトルやトロフィーを手にしても、彼が一番嬉しいと思う瞬間はランディングするパイロットの笑顔を見た時です。

 

 

GIN GLIDERSのテストチームとグライダー開発について、お聞かせ下さい。

パイロットは様々なレベルでフライトしていますので、コンペティションでのトップパイロットだけがテストしていいわけではないと思います。優れたパイロットの問題点は、どのような場合でもフライトが出来てしまうということです。しかし、神経質なパイロットはハンドリングが悪かったり、グライダーが心地良く感じることが出来ないとフライトが出来なくなってしまうものです。

我々の哲学は、グライダーとはパイロットにとって何の不安もなくフライト出来る物でなくてはならないということです。そのためにはグライダーは許容範囲が広くあるべきで、だからこそパイロットはグライダーを気にすることなく、フライトとサーマルのみに集中出来るのです。我々はこの目標の達成のために、数多くのプロトタイプを作ってきました。

例えテストパイロットがそのグライダーをOKだと言っても、全てがパーフェクトでなければ私は納得できません。幸運にもOgi(扇沢 郁)とSe Yongは私と同じ感覚を持って開発しています。私たち3人は同じテイストを持っており、お互い何を言いたいかを良く理解しています。もしグライダーの挙動が大きすぎたり、あまりに深いブレークでフライトしなければならないとしたら、それは我々にとって納得のできないことです。 他の開発者はグライダーの挙動が大きい場合、グライダーをコントロールすれば良いと言いますが、我々はパイロットがコントロールするのではなく、グライダーがその働きをするべきだと考えます。挙動の大きいグライダーをフライトすることはウイークエンドパイロットにとっては怖いことでしょう。そして恐れを感じながらフライトするパイロットは良いパイロットとは言えません。

我々はこの目標を達成するための調整を最初に行います。時々新しいアタッチメントポイントやニューアタックアングルを創り、試したりしています。それがうまくいかない場合、それは我々のフィーリングに合わないということを意味していますが、我々はそれを基に学び、そこから出来るだけ多くの情報を得て、完全なニューウイングを創るために再度デザインし直します。

小さな変更を度々していると大きな違いが生じることがあります。Bolero Plusのプロトタイプがその一つの例でした。フライトと販売には全く問題はなかったのですが、フィーリングが今ひとつで私は気に入りませんでした。グライダーの反応が十分ではなかったのです。グライダーに我々のタッチを与えたかったのですが、そのタッチをつかむことが困難でした。通常、我々はフライトが先で、テストは後にします。グライダーの飛びが我々の望む通りであれば、テストもすんなりパスします。我々は穏やかなコンディションでフライトをすることはほとんどなく、サーマルや風、乱気流等の“真の”コンディションでのフライトがほとんどです。

 

 

 

貴方が何を望んでいるかをどのようにしてテストパイロットに理解してもらいますか?

ニューグライダーに何が必要か、私の目標とする物は何かを、テストパイロットに正確に説明します。また私がどのようにデザインしたかも説明します。秘密にしていることはほとんどありません。内部がどうなっているか、またその哲学を明らかにすることによって、より良い方向に向かいます。グライダーを渡すだけでは、彼らは何が悪いのか、それがなぜかを説明することは出来ないでしょう。彼らに情報をインプットすれば、彼らからのアウトプットもあるでしょう。

開発―それは永遠であり、ひらめきの連続です。時には予測とは全く違ったところに問題があることもあります。ですから、私は自分がどのようにデザインしたかを彼らに見せます。彼らは彼ら自身で考えますし、我々の作業は密接に繋がっています。もし我々がお互いに情報交換をしなければ、我々の間に距離が生じてしまうでしょう。我々は良い協力関係を持つことが必要です。Ogi、Se Yongと私は10年間一緒に仕事をし、お互いに理解し合っています。同じ目的を持ち、最も重要なことは“フライトの快適さ”であると考え、数多くのフライトをしてきました。

 

 

 

なぜ、ニューグライダーを創る為にそれほど長く時間をかけるのですか?

コンピューターでデザインしたプロトタイプは、そのままでも十分にフライトは可能でしょう。しかし我々が満足する物が出来るまでには長い時間がかかります。グライダーが十分に完成されていても、タイムリミットぎりぎりまであらゆる方法で改良を続けます。実際はいつもタイムリミットをオーバーしてしまい、時々社員に怒られたりします。それでも我々は数年間販売出来る良いグライダーを創りたいと考えます。そのために私は自ら先頭に立ち、グライダーの完成に時間を費やすことを楽しんでいます。Oasisの完成までに14ヶ月かかりましたが、途中で何ヶ月かかっているかを考えることを止めました。Bolero Plusには実に一年以上かかりました。

 

 

 

なぜ、シンプルなグライダーを創ることがそれほど難しいのですか?

初めて飛行した時、グライダーから感じ取れる印象は非常に重要です。初めて翼を手にした時のことは永遠の記憶に残るものです。このため、初級機は最も重要なグライダーといえるでしょう。もしGINのグライダーからパラグライダーを初め、最初のフライトが素晴らしいものであれば、その人はずっと続けて GINのグライダーでフライトするでしょう。

私はパイロットに私のフィーリングを初めからストレートに伝えたいと思っています。これは非常に重要なことです。クラス1のグライダーをデザインすることは難しいことです。なぜならセル数が少ないため、フライトした時に翼がオリジナルのデザインから変形しやすくなります。Boomerangはフライトしてもオリジナルプランの形からそう変わりません。翼がどのように変形するのか予測することは困難です。ですから今私は、グライダーがフライトした時にどのように変化するのかを予測できる分析プログラムを開発しています。それによってさらに正確な形状が出来ることでしょう。私はグライダーの変形に関して、実地飛行からだけではなく理論も学びたいと思い、さらに理論に基づいた知識を得るために韓国空軍士官学校との共同開発を始めました。大型飛行機を設計している教授との仕事は興味深いものがあります。彼も私のようにトライアンドエラーを繰り返して試行錯誤しながら創っているのですから。

Boleroとボーイングの製作方法は良く似ています。トライ アンド エラー。私は航空力学のスペシャリストではありませんが、たくさんの航空力学の教授と話をして、彼らが私と同じような作業をしていることを知り、本当に嬉しくなりました。彼らは実地飛行がベストだと言っておりますが、それに費やす時間と資金は莫大であるとも言っています。

 

 

 

プロダクションについてお聞かせ下さい。

我々はベストの素材を組み合わせて生産しています。グライダーにはポルシェマリンを使用し、ダイアゴナル、リブ、トップ、ボトムにはそれぞれ違った素材を使用しています。ブレークグリップとライザーのテープはフランス製の物を使用しています。たとえ韓国製のテープが良い値段で手に入るとしても、その品質は私が納得できるものではありません。

私は固いブレークグリップを好みません。手に持つ時はソフトであるべきで、何時間も使用した後でも新しい時のような感触であるべきです。ブレークグリップは翼を直接感じるパーツなので非常に重要です。フィーリングはライトでなくてはなりません。外部の縫製に多くの問題が発生したので、我々は高品質の糸をドイツから取り寄せました。これにより外部の縫製に生じた問題はほとんどなくなりました。通常の糸では、岩等のごつごつした場所からテイクオフした場合に問題が生じます。

毎回同じテンションで裁断できる機械を使用しているため、ラインの裁断は完璧です。また被覆用の機械もあるため、ラインの芯は被覆から飛び出ることがありません。

厳選された素材を使用し、工程ごとに作業を管理しています。各グライダーの情報は記録されており、修理やサービスのために2〜5年後にチェックした時でも、どのロールから使用された生地なのか、どのライン、糸、コーティングが使用されたのかがわかるようになっています。

グライダーは一機ずつ工場内で膨らませてみます。リーディングエッジを塞ぎ、フライトした時のような状態にします。この方法によりしわや縫製ミスを発見することが出来ます。グライダーに問題があった時は縫製担当の人たちに見せ、いかに彼らの縫製が重要であるかを理解させます。それが製造の質を向上させる一番良い方法です。ポルシェマリン社との提携により、我々は新しいコーティング材Skytex”E85A”の開発とテストを行い、素晴らしい性能と耐久性を持つ新しい生地を完成させました。しかも環境に優しいウオーターベースです。

 

 

 

それぞれのグライダーについてお聞かせ下さい。

グライダーのフライトは快適でなければなりません。フライトのためにいろいろな事をしなければならないとしたら、それは良いグライダーとは言えません。

【クラス1:】

年間10〜30時間のフライトをするパイロットのためのグライダーです。許容範囲が広く、パイロットが何もしなくてもフライトしていられるようなグライダーです。問題が生じた時には、パイロットが手を上げればグライダーが安全に対処してくれます。もちろん、パイロットにとってそれが良いフィーリングでなくてはなりません。

【クラス1-2:】

少なくても年間30時間はフライトをします。クラス1に近く、しかし性能は上がり、ハンドリングはもっと敏感です。安全性はほとんどクラス1です。高性能のため、パイロットはある程度のフライト時間を飛ばなくては、1-2クライスのグライダーを操作することは出来ません。コラップスやDHVテストのためだけでなく、フィーリングをつかむためにも。

【クラス2:】

最低でも年50時間、様々なコンディションでのフライト(リッジソアリングだけでなく)経験が必要です。DHV2-3に近いが安全性は高い。パイロットにはさらに高度な技術が要求されます。クロスカントリーや長距離パイロットがほとんどです。

【クラス2-3:】

年間70時間以上、様々なコンディションでのフライト経験が必要です。乱気流でのフライトや、サーマルフライトでほとんどのフライト時間を費やすパイロットです。コンペグライダーに近く、アクティブなハンドリングが出来ることが必要です。2-3クラスのグライダーは多くのフライト経験を持ったコンペパイロットのために作られました。

【コンペグライダー:】

コンペグライダーはフライトが楽で、安定性があり許容が広くなくてはなりません。このためパイロットは翼のことをあまり気にかけずにフライトすることができます。コンペパイロットは普段と違った、慣れない場所でフライトしなければならないため、安全性は非常に重要です。誰よりも安全に気遣って欲しいと思います。もしコンペパイロットが、恐れを感じたらもうコンペは出来なくなってしまいます。ですからパフォーマンスの優先順位は2番目です。グライダーはラフなコンディションとの調和が出来なければなりません。もしグライダーが乱れた空気を切り裂くことが出来なければチャンスはありません。そのために特殊なエアーホイル(翼断面)を使用しています。それによりグライダーは“サーマルを捕らえる”ことが出来るのです。一人でリッジ・フライトしている時に、サーマルを捕らえてアクセルを踏むと上昇します。我々は穏やかなコンディションでコンペグライダーを比較することは決してありません。実際のコンディションで比較します。乱気流ではどのグライダーがサーマルを捕らえて上昇していて、どのグライダーが直線飛行をしているかを見ることが出来ます。全てのグライダーに関して、パイロットは自信を持って楽しくフライトをすることが必要です。

 

 

 

引き続きコンペでフライトをしますか?

もちろんです。それはデザインをするために非常に重要なことです。私は毎年いくつかのワールドカップ、コリアンリーグ、そして世界選手権でフライトしています。

 

 

 

これからは?

パラグライダー業界を発展させたいと思うならば、パイロットを大切にしなければなりません。スクールを設立し運営することで、パイロットが楽しくフライトを続けることが出来、パイロット数も安定するでしょう。新しいグライダーを購入しても一度でも怖い思いをしたら、グライダーをしまいこみ、冬の間はフライトをしなくなります。そのようなことにならないよう、スクールでしっかりとした指導とグライダーの選択を助言することが重要です。

我々は製造者、DHV、教員などのフライトシーンの各セクションの代表者とのミーティングを通して安全性、グライダー、指導などについて話し合いをすることが必要です。パイロットは最低限のフライト時間をフライトしなければなりません。インターミディエイトのパイロットでも、十分なフライト時間が得られない場合はDHVクラス1のグライダーでフライトするべきです。そして教員(インストラクター)は責任を持ってパイロットを指導し、どのグライダーが適しているのかを認識しなければなりません。

通常、パイロットはグライダーを変えるたびにステップアップします。しかしこのようなことはもう終わっていると私は思います。多くのパイロットにとっての憧れである、クロスカントリーフライトもBOLEROでフライトして大いに楽しむことも出来る性能を持っているのですから 。


 

 

 

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